今回は、KandenDOTs主催のドローン講習会に参加しましたので紹介します。
現在、橋梁点検や外壁調査など、建設業界にもドローンを使用した点検や調査がありますが、今後作業の効率化やコスト削減などの理由によりドローンを使用する機会が更に増えていくだろうと予想されます。そうした中でドローンについての知識や操縦技術の向上を図るために、今回ドローン講習会に参加しました。
また、このドローン講習会では実技試験があるため、事前に会社の資材置場(屋内)でドローン操縦の練習を行いました。
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練習中の様子 |
はじめは操縦しているうちに上下左右がわからなくなり壁に衝突することが多かったですが、練習、先輩の助言を聞くうちに上達していきました。
会場は大阪府茨木市、大阪モノレール彩都線の豊川駅から歩いて15分程の場所にある関西電力
茨木研修センターです。迷子になるくらい広かったです。
実技試験等で撮影許可出てたのに撮り忘れてたことが悔やまれます。。。
【1日目】
まず初めに、基礎知識、操作方法について教わりました。その際に私が聞いて驚いた『リターントゥホーム(RTH)』という機能についてご紹介します。
『リターントゥホーム(RTH)』とは、安全機能『フェイルセーフ』の一機能で、緊急時になると事前にGPSによって記録されたホームポイントに自動で戻ってくる機能です。また、この機能には下記の3種類が存在します。
①
フェイルセーフRTH:送信機との通信が切れたときに自動的に発動
②
ローバッテリーRTH:バッテリー残量が低下したときに自動的に発動
③
スマートRTH:操縦者が手動でRTHボタンを押したときに発動
この機能で墜落事故が減っていると聞き、とても頼もしい機能だなと感じました。
その後基本的な飛行練習、実技試験の練習を行い1日目が終了しました。
【2日目】
1時間程実技試験の練習を行った後、ついに実技試験が始まりました。とても緊張し練習通りには飛行できませんでしたが、事前練習の甲斐もあり合格することができました。
その後、目視外飛行と夜間飛行というものを体験しました。
目視外飛行とは、ドローンを見ずに手元のモニターを注視して飛行を行うもので、普通に操縦するより周囲の確認が難しく、木や電線などにぶつかり墜落してしまう可能性が高い飛行方法です。
夜間飛行は、その名の通り日没後から日の出までの夜間の飛行のことをいいます。周りが真っ暗なため、位置把握がとても難しく、風になびかれるのとは違った不安定さがあるため、とても飛行しづらかったです。
目視外飛行と夜間飛行は、通常とは異なる操縦方法のため、飛行するには申請が必要になります。
今回の講習では、講師の先生の説明がとてもわかりやすく丁寧に教えていただき、たくさんのことを学ぶことができました。様々な業界に普及してきているドローンの今後がとても楽しみです。
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